オープンデータ
カテゴリ: Peace & Partnership
オープンデータとは、国や地方自治体、企業などが保有するデータを、特定の条件(使いやすい形式、二次利用の許可など)の下で公開し、誰でも自由に利用・加工・再配布できるようにしたものです。「機械判読可能(マシンリーダブル)」な形式であることが重要とされています。
目的と効果
行政の透明性を高めるだけでなく、民間企業やエンジニアがそのデータを活用して新しいサービスやビジネスを創出すること(イノベーション)が期待されています。
- 防災・減災: ハザードマップや避難所情報の公開。
- 交通: バスの運行情報のリアルタイム配信。
- 観光: 観光スポットやイベント情報の多言語対応アプリへの活用。
AI開発の燃料として
AIの精度を高めるには大量の学習データが必要ですが、質の高いデータを入手するのは容易ではありません。公的機関によるオープンデータは、AI開発における重要な「社会共通資本」としての役割も担っています。
推進の課題
日本では「官民データ活用推進基本法」などにより整備が進んでいますが、自治体間でのデータ形式の不統一や、更新頻度の低さなどが課題となっています。AIがスムーズにデータを取得・学習できるよう、データ形式の標準化が求められています。